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ペンネーム 電車でGO!! 【画像なし】
書名 夏の庭 : The friends
著者 湯本香樹実
出版社 新潮社
おすすめ度
推薦のことば
小学生は多感な時期である。
分かることよりも分からないことの方がずっと多く、時に大人が諦めて分からないと捨ててしまうような疑問を抱いていたりする。
この物語の軸となるのは三人の小学生男子と、一人のおじいさんである。
死ぬということがどういうものなのか見るために、「いかにも死にそう」な近所のおじいさんの家を彼らは見張ることにする。
が、ひょんなことからそのおじいさんと口を利くことになってしまい、ただ見張るだけというわけにはいかなくなってしまう。
この本を読むと、私は、三人の小学生男子を通して、自分が小学生の頃に感じていたものやことが、夏の日の温度とともに思い出されてくる感覚を覚える。
そして、成長していく彼らに寂しさを覚えたりもするのだ。


資料ID 457670F 請求記号 B-6602-