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ペンネーム しき 【画像なし】
書名 星の王子さま
著者 サン=テグジュペリ作 ; 内藤濯訳
出版社 岩波書店
おすすめ度
推薦のことば
やさしい気持ちになれる作品です。そして、人々が学ぶべきことがたくさん詰まっている。
中学生の時、「有名な本だから」と、この本を手に取りました。その時から私は「星の王子さま」が好きでした。
当時の私が、この作品を読んでどういった感想を抱いたかは、正直あまり覚えていません。
ですが、今の私と当時の私では、明らかに抱く感想が違いました。
中学時代はただただ、物語の結末に衝撃を受けるのみだったと記憶していますが、今は、とても悲しい気持ちになりました。
それは物語の結末への悲しさでもあり、子供心を忘れてしまった悲しさでもあります。
大人になっていくにつれて、失くしてしまうものは誰にもあると思います。
柔軟な発想であったり、可愛らしい子供らしさであったり、純潔な笑顔だったり。
星の王子さまは、それらを思い出せてくれる作品だと思います。
星の王子さまは、大人に訴える作品であると思います。忘れていた大切な事を思い出させてくれます。
読んだことが無い方は、是非一度読んでみてください
資料ID 478376A 請求記号 080-I95-H-N516-1