夏休みを満喫していたカッレ君。しかし、親友のエーヴァ・ロッタが殺人事件の犯人を偶然目撃したことから、またもや大騒動に巻き込まれる。

　夜更けに街を走り回ったりと、遊びに精を出していたカッレ君たち。
けれど、日常に非日常が紛れ込むのはいつも突然。死体にショックを受けたエーヴァ・ロッタは寝込んでしまい、カッレ君は事件の恐ろしさを思い知ります。

　やたらと登場する「聖像」、かっこいい「山賊ことば」など、随所にユーモアがちりばめられていて、重くなりすぎてないのが本書のいいところ。
カッレ君の見事な探偵知識は必見！