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ペンネーム 蜻蛉島 【画像なし】
書名 図説 ヴィクトリア朝の子どもたち
著者 奥田実紀、ちばかおり
出版社 河出書房新社
おすすめ度
推薦のことば
 ヴィクトリア朝といえば、産業革命が挙げられるだろう。だが、もう1つの大きな特徴に子ども観の変化がある。子どもは小さな大人と見なされ、過酷な重労働をさせられていたのがこの時代になると、愛すべきものとして愛護されるようになり、子ども服やおもちゃが生産される契機になった。

 されど子ども観の変化は、階級社会には勝てなかった。労働者階級の子どもたちが顧みられることはなかったのだ。この本では階級別、性別に子どもたちの一生を比較、紹介している。何を食べ、どんな教育を受け、どんな風に生きていたのか。子どもたちの暮らしを知ることで、ドラマや小説でお馴染みのヴィクトリア朝をより深く知ることができるだろう。
資料ID 485365C 請求記号 384.5-O54-