１つ5分ほどで読める短編エッセイが約70個収録されています。イメージする純文学の三島由紀夫からは少し離れて、ユーモアと人間味に溢れて楽しく読める作品です。一番印象に残っているのは「教師を内心バカにすべし」というもので題名通りの不道徳な内容ですが、逆に言えばこれを不道徳と思えた自分に道徳心があることが分かって安心しました。皆さんもご自身の道徳心を確認されたいときに是非。