展示

『20世紀の女性精神分析家たち』    セイヤーズ, ジャネット 著; 大島 かおり 訳       晶文社 1993


高橋裕子講師 (人間科学部児童学科)

私たちは、女性として多様化した生き方を選択できるようになってきた、 と一般には言われています。 これから、ひとりひとりが自らの経験を通して、それが正しいのか、 あるいは私たちにとって喜ばしいことなのかという答えを出して行くことになるでしょう。

女性だけの大学にいるというまたとないチャンスに恵まれたのですから、 歴史に残るサンプルを見ておかれるとよいかもしれません。 人間の心の分析家となった女性達が、いかに自身の心と向き合い、 その生涯を送ったのか。皆さんの目にはどのような姿が映るでしょうか。