展示

孤独な、なかよし-あいつぐ『事件』に思うこと-

                        青木 悦

坂本鉄平事務所 2000

                          [発注中]

 

黒田 伊彦(人間科学部 教養教育)

 

   6月1日に起った佐世保の小6女児殺害事件は、パソコンとインターネットで知った殺し合いの「バトル・ロワイアル」をまねて、カッタナイフで同級生の首を切りつけ殺害しました。バーチャル(仮想現実)の世界を現実化したのです。この少女は「一人で悩んでいた」「『手がかからんいい子』の孤独」と報ぜられています。(毎日新聞2004.7.1

この少女の心の闇を解きほぐし、同種の事件の再発を防ぐ手がかりを与えるものとしてこの著書を薦めます。

  著者は、朝日中学生ウィクリーや婦人民主新聞記者を経たフリーライターです。

 「いじめ」による自殺を扱った「アスファルトのたんぽぽ-『いじめ』は戦後社会の総決算-」(1995年刊)の続編として書かれました。