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ペンネーム おもち 【画像なし】
書名 枕草子:現代語訳
著者 大庭みな子
出版社 岩波書店
おすすめ度
推薦のことば
突然ですが、みなさんは中学生の頃に枕草子の暗唱テストをおこなったことがありますか?おそらく、多くの方は中学校で枕草子の「春はあけぼの」の段を暗唱したのではないでしょうか。ではそれ以外の段を読んだことはありますか?まだの方はぜひ読んでほしいです!いきなり原文の枕草子を読むのはハードルが高く感じるかと思いますが、この本は全文現代語訳がされており、現代語訳をおこなった大庭みな子さんの解説もあるため非常に読みやすいです。
内容も「いとおかし」といった清少納言の感性を受け取ることができるものだけではなく、宮使いをしている中宮での日常を切り取った当時の平安貴族の暮らしぶりがよくわかるエピソードも多くあります。私は特に宮に初めて参りたるころの段が好きで、そこから清少納言の主人である中宮定子に関する資料や論文を探すようになりました。もちろん、本書だけでも枕草子を気軽に読むこともできますが、このようにまずは現代語訳から読み、そこから原文を読んだり学びにつなげて読むこともできるのでおすすめです!
資料ID 469112B 請求記号 080-I95-S-235