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『アラン・ケイ』 Alan Curtis Kay著;鶴岡 雄二訳 アスキー:1992
著者は「コンピュータはメディアである」という一貫した視点に主張を持ち、 パーソナル・コンピュータの概念を構築し、 現在のネットワーク社会に多大の影響を与えた伝説的な人物である。
本書は著者の論文とメッセージをまとめたもので、 我々が情報社会をどのように考えていくべきかの指針を示している。 著者はコンピュータ・サイエンスという理科系の分野の人物であるが、 教育にも造詣が深い(特に子供を対象として)。 さらには、本年4月6日にNHK教育TVにて、 「未来への教室」アラン・ケイ-人間とコンピュータの明日-が放送されている。興 味ある学生は、 http://www.nhk.or.jp/future/room/alan.htm を参照されたい。