服の色を変えるだけで、コミュニケーションを促進させたり、クレームに対応できる様になるというから驚き。色彩は自己表現の一種であると同時に、他者にも働きかけるのだろう。

　中国では黄色は特別な色だが、西洋では悪いイメージがある。これはただ単に好みだけでなく、文化や宗教、歴史的背景などが根底で関わっている。色彩にも様々な一面があるのだ。色彩をうまく活用することで、思い通りに行動することができる。本書はそのための知恵を授けてくれる。