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ペンネーム tsudukanai 【画像なし】
書名 感じの漢字
著者 高橋政已
出版社 扶桑社
おすすめ度
推薦のことば
 漢字って今は記号としてしか扱われないが、語源はユニークだったりする。3000年以上前に創られた篆書と言われる書体は漢字のルーツだ。この字こんな意味だったのかと今まで使っていた漢字にも新たな発見があるだろう。
 例えば、「恋」という字。正体は「戀」。「糸+言+糸+心」で成り立つ。これは、「言葉が糸に絡まったようになかなか出てこない、切なくてもどかしい心」を表しているそうだ。昔の人は、自由な恋愛が許されず、意思疎通を図るのも苦労したみたいだ。だが、これは、今も通じる事があるのではないか。相手に自分の気持ちを伝えたいのに伝えられない…みたいな。人それぞれかもしれないが。
 こんなふうに、貴方を感心させる漢字に出会うかもしれない。
資料ID 434432E 請求記号 728.21-Ta33-