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ペンネーム 秋津島 【画像なし】
書名 ポルトガル菓子図鑑
著者 ドゥアルテ智子
出版社 誠文堂新光社
おすすめ度
推薦のことば
 どんな物からでも、その国の文化や歴史というのは伝わる。況やお菓子をや。

 ポルトガルで連想したのはカステラや金平糖ぐらいだが、図鑑には101種ものお菓子が紹介されていた。それらの全てに起源や歴史がある。お菓子の由来物語として読んでもいいし、写真だけでも十分楽しめる。だが、一番面白いのは日本との違いを発見すること。ポルトガル菓子は修道院がルーツだからか一回に作る量がとにかく多いし、卵やシナモンをバンバン使う。日々の食事として食べるものもあれば、祭事用の特別な時にしか食べられないものもある。お菓子にはいろんな種類があるし、国や文化によって込められた意味も違うと再確認した。
資料ID 484649E 請求記号 B-9739-