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ペンネーム はち 【画像なし】
書名 人間失格
著者 太宰治
出版社 集英社
おすすめ度
推薦のことば
「人間失格」
誰もが一度は耳にしたことのあるタイトルだと思います。
内容はと言うと、何とも形容しがたい。
だが、一人の人間が徐々に徐々に堕ちていく様が、恐ろしいほどに生々しく描かれている。
「人からの期待に答えなくてはいけない」「自分を信じてくれる人を裏切るわけにはいかない」
人間誰しもそういったふうに考えるもの。だが、主人公である大庭葉蔵は、その気持ちが誰よりも強かった。
大庭葉蔵の気持ちがわからない人にとっては、陰鬱で退屈な作品かもしれない。
だが、大庭葉蔵の気持ちがわかる、所謂「人の目を気にしすぎる」人にとっては、痛いほどに刺さる作品だと思う。
資料ID 427571D 請求記号 B-7263-