書庫を歩いていて偶然見つけたこの本のタイトルを見て、私はとても驚いた。
現代日本文学アルバム、そんなものが存在するのかと、手に取って本を開いた。
この本には鴎外が描いた作品の舞台が数多く掲載されていた。
他にも、森鴎外文学旅行ガイドと称して、鴎外作品の世界を巡ることができるという、なんともたまらないガイドだ。
それだけでなく、各作品の事細かな説明に遺品や遺物、時代背景、幼少期の頃の話まで掲載してくれているのだ。
鴎外好きとして、たまらない一冊であった。