私のすすめる本
みんなにすすめる

※在学生に限ります

ポイントを貯めて景品をもらおう!

ペンネーム 蜻蛉島 【画像なし】
書名 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 : 憑かれた鏡
著者 ディケンズ, ストーカー他著 ; E・ゴーリー編 ; 柴田元幸他訳
出版社 河出書房新社
おすすめ度
推薦のことば
 題の通り、ゴーリーが厳選した12の怪談からなる怪奇小説アンソロジー。

 定番の幽霊屋敷ものから、因果応報な結末の復讐ものまでバラエティー豊かなラインナップ。個人的にはファンタジーのイメージが強いネズビットの短編と、有名な「猿の手」が収録されているのが嬉しかったところ。個々の作品の中でも、「古代文字の秘宝」は必見。ホラーだけど謎解きや冒険の要素があり、予想がつかない展開にどきどき、ゾクゾクした。

 各短編にはゴーリーによる扉絵がついているが、これが何とも言えず怖い。読む前と後では、全く違って見える。残暑厳しい秋の夜長におすすめの一冊。
資料ID 463644J 請求記号 B-8806-